2007-03-13 幕僚の意見は分かれていた。 ローマ人の物語 ローマ人の物語〈17〉悪名高き皇帝たち(1)発売元: 新潮社価格: ¥ 460発売日: 2005/08売上ランキング: 4109おすすめ度 posted with Socialtunes塩野七生は 使節を送り出した宿営地の中は平常にもどり、誰もがティベリウスからの回答待ちで一致しているかのようだった。しかし、ローマを出発するときに父から真意を告げられていたのか、ドゥルーススだけは待たなかったのである。*1 と書いたが、年代記1巻29節では、幕僚たちは使者の帰りを待つという意見の者と強硬手段に訴えるという意見の者との2つに分かれている。 *1:p.68