2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧
共同体の形態 マルクスの前資本主義世界の共同体の3形態 アジア的形態 古典古代的形態 さらにウェーバーの古典古代共同体3類型にブレークダウン 貴族制ポリス 重装歩兵ポリス 民主政市民ポリス ゲルマン的形態 共同体の原理 「共同態」ないしは「平等」の原…
目次 序説 共同体と支配 第一 ローマ市民共同体の発展 一 グラックス以前 重装歩兵ポリスの成立 重装歩兵ポリスの完成 アッピウス=クラウディウスの改革 第一次ポエニ戦争とその結果 第二次ポエニ戦争以後の海外征略とローマ市民共同体の分解 二 グラックス…
ローマ人の物語〈17〉悪名高き皇帝たち(1)発売元: 新潮社価格: ¥ 460発売日: 2005/08売上ランキング: 4109おすすめ度 posted with Socialtunes塩野七生は、ティベリウスの演説に対する評価として 一部の議員たちは謙遜と評した。他の一部は、自分に自信が…
ローマ人の物語〈17〉悪名高き皇帝たち(1)発売元: 新潮社価格: ¥ 460発売日: 2005/08売上ランキング: 4109おすすめ度 posted with Socialtunes塩野七生は、ティベリウスの演説を 「…わたしの望みは、神々がこのわたしに生命のあるかぎり、精神の平静ととも…
世界古典文学全集〈第22巻〉タキトゥス (1965年)発売元: 筑摩書房発売日: 1965posted with Socialtunes年代記〈上〉ティベリウス帝からネロ帝へ発売元: 岩波書店価格: ¥ 1,050発売日: 1981/01売上ランキング: 12459おすすめ度 posted with Socialtunes3巻5…
ローマ人の物語〈17〉悪名高き皇帝たち(1)発売元: 新潮社価格: ¥ 460発売日: 2005/08売上ランキング: 4109おすすめ度 posted with Socialtunes塩野七生は、 不正によって膨張していた公共事業費も、これによって減少した。*1 と書いたが、年代記3巻31節で…
ローマ人の物語〈17〉悪名高き皇帝たち(1)発売元: 新潮社価格: ¥ 460発売日: 2005/08売上ランキング: 4109おすすめ度 posted with Socialtunes塩野七生は、紀元14年のパンノニア軍団の反乱の収束時に 放り捨ててあった軍団旗や大隊旗も、誰言うともなく取…
ローマ人の物語〈17〉悪名高き皇帝たち(1)発売元: 新潮社価格: ¥ 460発売日: 2005/08売上ランキング: 4109おすすめ度 posted with Socialtunes塩野七生は、取り巻きのクラウディア・プルクラが告発されたときのアグリッピーナの台詞として そのわたしが、…
ローマ人の物語〈17〉悪名高き皇帝たち(1)発売元: 新潮社価格: ¥ 460発売日: 2005/08売上ランキング: 4109おすすめ度 posted with Socialtunes塩野七生はゲルマニクスの死を知ったときのピソ達の反応として次のように書く。 ピソの妻プランキーナは喜びを…
ゲルマニアでマルコマンニ族*1以外で征服されない者はなかった、指導者マロボドゥウス*2の呼び出しで居留地を去り、内部へ退き、今はヘルキュニアの森*3に囲まれた平原に居住していた。この人マロボドゥウスについて言及せずにすませるほど急ぐべきではない…
これらの大きな出来事の中でさえ、この小さな出来事を差し込むことを控えることができない。 我々は前述の川のこちらの岸に野営し、あちら岸に、敵軍(我々の船が移動し操縦する度に逃げる姿勢を示した)の武器がきらめいていた、野蛮人の1人(年をとってい…
ローマ人の物語〈17〉悪名高き皇帝たち(1)発売元: 新潮社価格: ¥ 460発売日: 2005/08売上ランキング: 4109おすすめ度 posted with Socialtunes塩野七生は、p.216-218にかけて3つのエピソードを紹介した後で次のように書く。 これらの家庭内のエピソードを…
天よ、どれほど大きな巻物が次の夏のティベリウス・カエサルの指導下での我々の業績の物語で埋めることができるだろうか! 全ゲルマニアが我が軍によってくまなく渡り歩かれ、今までほとんど知られなかった民族(名前さえ)が征服された、そしてカウキー族は…
ローマ人の物語〈17〉悪名高き皇帝たち(1)発売元: 新潮社価格: ¥ 460発売日: 2005/08売上ランキング: 4109おすすめ度 posted with Socialtunes塩野七生は次のように書く。 二人の死体は兵士たちの眼にふれないように、宿営地から遠く離れた森のどこかに埋…
ローマ人の物語〈17〉悪名高き皇帝たち(1)発売元: 新潮社価格: ¥ 460発売日: 2005/08売上ランキング: 4109おすすめ度 posted with Socialtunes塩野七生は、紀元17年のアシアの地震について 一、緊急援助とインフラ設備の再建に、一億セステルティウスの国…
ローマ人の物語〈17〉悪名高き皇帝たち(1)発売元: 新潮社価格: ¥ 460発売日: 2005/08売上ランキング: 4109おすすめ度 posted with Socialtunes塩野七生は 使節を送り出した宿営地の中は平常にもどり、誰もがティベリウスからの回答待ちで一致しているかの…
彼はすぐゲルマニアに入った。カンニネファテス族、アットゥアリイ族*1とブルクテリ族は征服された、 ケルスキ族(この民族の一員のアルミニウス*2がまもなく我々に与える大惨事で有名になるはずだった)は再び征服された、ウィスルギス河*3を渡り、その向こ…
ローマ人の物語〈17〉悪名高き皇帝たち(1)発売元: 新潮社価格: ¥ 460発売日: 2005/08売上ランキング: 4109おすすめ度 posted with Socialtunes塩野七生は そして平民対策だが、二代皇帝ティベリウスは、皇帝からの賜金という名のボーナスは全廃したのであ…
ローマ人の物語〈18〉悪名高き皇帝たち(2)発売元: 新潮社価格: ¥ 420発売日: 2005/08売上ランキング: 8461おすすめ度 posted with Socialtunes塩野七生は次のように書く。 その年に起こった金融危機とは、もはや同士討ちの場と化した元老院で、高利をむさ…
同じ日に、ユリアがアグリッパの死後に出産していたマルクス・アグリッパもアウグストゥスの養子となった、けれどもネロの場合、養子縁組の文書にカエサル自身の言葉で「私は国家のためにこれをする。」と付け加えられていた。国家は長い間帝国の擁護者にし…
ローマ人の物語〈18〉悪名高き皇帝たち(2)発売元: 新潮社価格: ¥ 420発売日: 2005/08売上ランキング: 8461おすすめ度 posted with Socialtunes塩野七生は 実際、ティベリウスがカプリに引っこんだ直後に、大事件が二つ発生している。*1 と書いたが、年代記…
ローマ人の物語〈18〉悪名高き皇帝たち(2)発売元: 新潮社価格: ¥ 420発売日: 2005/08売上ランキング: 8461おすすめ度 posted with Socialtunes塩野七生は次のように書く。 民衆のデモは消え、元老院も審議をはじめるしかなかったのである。国家の重大事件…
ローマ人の物語〈18〉悪名高き皇帝たち(2)発売元: 新潮社価格: ¥ 420発売日: 2005/08売上ランキング: 8461おすすめ度 posted with Socialtunes塩野七生は次のように書く。 ティリダテスのアルメニア王位就任を成功させたのである。*1 しかし、ティリダテス…
ローマ人の物語〈17〉悪名高き皇帝たち(1)発売元: 新潮社価格: ¥ 460発売日: 2005/08売上ランキング: 4109おすすめ度 posted with Socialtunes塩野七生は次のように書く。 アウグストゥスの後援を受けてアルメニアの王位に就いていたローマ育ちのヴァノネ…
カエサルという偉大な名前の希望は去ったが、幸運はすでに国家に本当の保護者ティベリウス・ネロを復帰させていた、彼はプーブリウス・ウィニキウス、あなたの父親が執政官の時にロードスから帰還していた、そして若者たちのどちらかの死の前に、国を喜びで…
ローマ人の物語〈17〉悪名高き皇帝たち(1)発売元: 新潮社価格: ¥ 460発売日: 2005/08売上ランキング: 4109おすすめ度 posted with Socialtunes塩野七生はパンノニア軍団反乱の際のティベリウスの書簡について次のように書く。 ティベリウスのこの言葉を紹…
その時パルティア王を通して、マルクス・ロッリウスの反逆の陰謀がカエサルに明らかにされ、彼の悪賢い偽りの心が明るみに出た、アウグストゥスは彼にまだ若い息子の助言者となることを望んでいた。うわさは外国にまで広まった。数日のうちに起こった彼の死…
ローマ人の物語〈17〉悪名高き皇帝たち(1)発売元: 新潮社価格: ¥ 460発売日: 2005/08売上ランキング: 4109おすすめ度 posted with Socialtunes塩野七生は次のように書く。 執政官以下の国家の要職の選出の場を、市民集会から元老院に移したことであった。*…
このすぐ後にガイウス・カエサルがシリアに派遣された、彼は以前に他の属州の視察をしていたが、ただの訪問者としてであった。 途中で彼は最初にティベリウス・ネロに敬意を払い、上位者に対する全ての名誉を備えてもてなした。 彼の担当属州で、称賛者に沢…
世界中がローマの保護者としての地位からのネロ*1の退去を感じていた。 我々との同盟から逃げていたパルティアは、アルメニアを手に入れたが、征服者の目はもうアルメニアの上にはなかった。 しかしローマで、ちょうどアウグストゥスが、ガッルス・カニニウ…