メモ
- ローマ史 55-13 でイタリアのみのケンススがコンスル命令権ではなくプロコンスル命令権によって実施されたのは何故か?一般にプロコンスル命令権は属州統治との関係が深い権限のはず。
- 塩野七生『危機と克服』にドミティアヌス以前のケンソルは元老院議員の追放は行っていないと書いていた気がする。ローマ史 55-13 と整合しない。クラウディウスも除名した気がする。
- 『ローマ人の物語』の各所で「拒否権 veto」がラテン語起原であることが強調され、それは確かにそうだろうがラテン語の拒否権は「intercessio」のようだ。塩野七生の叙述では拒否権のラテン語がvetoだと誤解するのではないか?http://www.ne.jp/asahi/beneambula/redambula/agenda2.htm#6それともローマ時代にすでにvetoは名詞になっていたのか?