ローマ帝国の国家と社会 目次

目次

  • 第1部 ローマ帝国支配の基本構造
    • 第1 ローマ世界帝国の支配の構造
      • 1 問題の提起
      • 2 前提
      • ローマ市民権植民市 ―Colonia civium Romanorum―
      • 4 ローマ新市民
      • おわりに
    • 第2 ローマ帝国の支配の構造の変質 ―Constitutio Antoniniana―
    • 第3 ローマ皇帝権力の成立とローマ共同体的原理
  • 第2部 後期ローマ帝国の国家と社会
    • 第1 後期ローマ帝国史概観
    • 第2 専制君主政期のローマ皇帝 ―後期ローマ帝国史研究の基本問題―
      • 1 皇帝と皇帝論
      • 2 皇帝権力の社会的基礎の問題
    • 第3 テオドシウス法典における奴隷立法
      • まえがき
      • 1 奴隷婚をめぐる問題
      • 2 奴隷と国家
      • 3 奴隷の刑罰
      • 4 奴隷の司法的地位
      • おわりに
    • 第4 後期ローマ帝国における農業課税制度 ―Capitatio-Iugatio―
      • 研究史の概要
      • 2 カピタティオ=ユガティオ制の分布状況 ―法史料による推定―
      • 3 アシアナ管区(小アジア西部)におけるカピタティオ=ユガティオ制の運営 ―碑文による推定―
      • 4 エジプトにおける人頭税と地租 ―パピルスによる推定―
      • おわりに
    • 第5 古代末期と奴隷制 ―コロナート制の成立―
      • 1 問題の提起
      • 2 「ライトゥルギー国家」の成立
      • 3 ライトゥルギー国家と社会構成
      • 4 コロナート制の起源
      • 5 コロナート制の成立とその衰退
    • 補論1 神寵帝理念の成立
      • 1 神寵帝理念の起源の問題
      • 2 神寵帝理念の淵源
    • 補論2 奴隷制度にかんする一つの考え方

ローマ帝国の国家と社会 (1964年)
  • 発売元: 岩波書店
  • 発売日: 1964
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